アスベスト除去・撤去
■	アスベスト除去・撤去
アスベスト(石綿「せきめん」「いしわた」とも呼ばれる)は自然界に存在する唯一の鉱物繊維で耐熱性、耐磨耗性などに優れ、生活の中のさまざまな分野で使用されてきました。特にアスベストにセメント等を混ぜ合わせ天井・壁・柱・梁などに直接吹き付ける「吹き付けアスベスト」は建築の分野では耐火・防火・断熱・吸音・保温材として昭和30年代~昭和50年代までさまざまな建物に使用されてきました。

ですが、アスベストの繊維を吸い込むことで肺がんや悪性中皮腫など、人体の健康に多大な悪影響を及ぼすことがわかり、平成16年からすべてのアスベストの使用が禁止されました。それまでに建造された建物はアスベストを使用している可能性もあります。
また、アスベストは除去しようと壁を崩すなどすると飛散し、吸い込むリスクを上げてしまいます。
引き続き使用する建物にアスベストを使用していると判明した場合、飛散を防ぐために固める方法がとられます。

建物解体時には、対策をとらないと大量のアスベストが近隣に飛散してしまうため、アスベストの建物は認可を受けた業者しか解体工事を行えないと決められています。

アスベスト除去・撤去の流れ

1.お問い合わせ

2.建物現場調査

アスベスト含有の有無分析調査、及び判定

3.除去・解体工事施工計画策定

現場調査結果を踏まえた施工計画の立案

4.アスベスト除去・解体工事施工

施工計画に基づき、特定化学物質等取り扱い責任者の施工管理下で安全に施工します。

5.アスベスト・産業廃棄物処理

マニフェスト作成の上、都道府県知事認可の産業廃棄物処理場にて特別管理廃棄物として適切に処分します。

工事完了